リハビリ
私は、いろいろな情報の中で、針治療が良いと思い、週二回通うことにしました。
初診の時、先生に怪我の状況を説明して、骨折した部分と後足に針とお灸を、集中的にやってもらいました。(約40分、針、お灸、指圧)
そして、針を刺している間、後足の裏(パット)にお灸をあてていたら、足がピクっと動きました。(熱くて嫌がるような感じでした。)
その時、先生がひとり言のように「反射神経がある。」と呟やいたので、即座に私は聞きかえしました。
「細かい神経は生きているのですか?」
先生は、はっきり「生きています。」と返事をしてくれましたが、「まず、後足や腰あたりの筋肉を、これ以上落とさないようにリハビリをしてください。」と言われました。
早速、家でも毎日骨折した部分を中心に、お灸(血行を良くする)をし、後足は曲げたり伸ばしたり、指先(後足)を反るような指圧と、尻尾の付け根にも指圧をしました。
食事も、与える時には腰を持ち上げながら、後足を支えて、少しでも立つ姿勢を忘れさせないようにやっています。
そして、日に日に足の蹴りが強くなっているのが解りました。
でも、これは、根気と長い年月を要するものだと、つくづく感じました。
リハビリとともに、朝、昼、夕方、晩と4回にわたって、尿をカテーテルで採ることも、次第に慣れてきました。
車椅子
同年11月上旬頃、やっと車椅子が我が家に届きました。
入院中に体長、体高のサイズを測って、八王子にある専門業者へ発注していたのです。
そして、病院の先生から「外を散歩しても良いですよ。」と、GOサインを頂きました。
私は、初めて目にする車椅子を見て、これから毎日装着して散歩させるバーディの事を思うと、胸が痛むほどやりきれない気持ちでした。
でも、逆に車椅子があるから、どこにでも一緒に散歩へ行けるし、多少なりとも、ストレスも解消してくれるだろうし、と、前向きに考え、大いに利用していろんな場所へ連れってあげようと思いました。
そして、いよいよ庭で車椅子をバーディに付けました。
すると20分ぐらい、石のように固まってしまって、身動きひとつしません。
やっぱり、しんどいのか重いのか解りませんが、嫌そうでした。
ただ、以前に専門業者からいろいろな話を聞いていて、ワンちゃんによっては、慣れるまで半年ぐらい掛かることや、装着してからの散歩時間は、約1時間が限度、というようなことは知っていましたから、それほど心配はしませんでした。
しかし、、。
ところが、30分を過ぎた頃、突如歩き出しました。
初めはロボットみたいな歩き方で、前へ進んだり、曲がったり、ぎこちない動きでした。
でも、『やっぱりバーディは凄い!』と、あらためて感心しました。
翌日練習を再開したら、昨日とは違って、少し走るようになりました。
しかし、車輪がバーディの胴体の幅よりはみ出ているため、道路の端を歩くと、タイヤが角にボコボコ当たって大変です。
これは、私のほうで注意しながら歩かせないと、ひっくり返って危ないと感じました。
そして、今度はキックも外に出して、二人の様子を見ていたら、キックが不思議そうな顔をして、バーディの側に近づきません。
でも、気になるのか鼻でクンクンしながら、バーディを確認しています。
すると逆に、バーディが痺れを切らして、キックに向かって吠え、遊ぼうとするポーズをとって近づきました。
それに答えるかのように、キックも応戦して吠え、お互いに甘咬みあってしまいました。そして、興奮のあまり、激しく動き廻った末に、とうとうバーディがひっくり返りました。
これは、やっぱり危ない!
でも、遊ばせないと可哀想ですから、今度は、私がバーディの後に廻って車椅子を支えながら、一緒に遊ぶようにしました。(中腰なので、私の腰がちょっと大変、、、。でも楽しい!)






